こんにちは。
株式会社Lifeit（ライフイット）です。
スマホやアプリを使ったECサイトの閲覧・購入が一般的になったことで、WebデザイナーにとってECサイトのデザインをできる領域が狭くなったと言われています。
楽天市場でもユーザビリティを向上させるために、デザインやナビゲーションの統一を強化しています。
そんな限られた「ECサイトデザイン」の中で、どうやってブランディングをして、お客様に選んでいただけるお店づくりができるのか。
今回はそのヒントを探るべく「楽天市場で参考になるECサイトデザイン10選 2022年版」をご紹介します。
「他店で同じ商品を取り扱っていても、このお店で買いたい」と選ばれ、長くユーザーに愛されているお店がどんなサイト設計をしているのか見ていきましょう。
タマチャンショップ
印象に残る商品名やキャッチコピー、商品画像からすべてひと目見ただけで、このお店だと感じる素晴らしいデザインだと思います。他の商品も試したくなるような、リピートを促す仕掛けが細部まで設計されているのもお見事だと思います。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/kyunan/
scope version.R
スタッフのこだわり・愛が伝わる商品説明とコンテンツ。雑貨店なのでカテゴリページを上手に使った見せ方も特徴的だと思います。「オマケ」や「1点もの」などの言葉のデザインなどが光る店舗デザインだと思います。熱狂的なお店のファンがいるステキなお店です。
https://www.rakuten.co.jp/scope/
よなよなの里 エールビール醸造所
オリジナルグッズをつくったり、いっしょにビールを楽しむというコンセプトが伝わってくる仕掛けをたくさん感じるデザイン。イベントなども行っていて、仲間に加わりたいという気持ちにさせる見事な設計だと感じました。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/yonayona/
kozlife
インテリア・キッチン雑貨のお店ですが、食器にのせる料理のレシピのコンテンツやユニークな特集が印象的なお店です。キャッチーな見出しなどはなく、全体的に落ち着いた雰囲気で暮らしに寄り添ったライフスタイル提案がサイト全体から感じることができます。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/kozlife/
after-end
毎月1日のイベントを「marche」として見せているところが素敵で、来月もまた再訪したいと思いました。特集ページも秀逸で、新しいコンテンツが追加されることを期待させられる素晴らしいデザインだと思います。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/after-end/
FlowerKitchenJIYUGAOKA
シーンを切り口にした見せ方で探しやすさがデザインされ、季節感のある特集ページで来月もお店をのぞいてみたいと思う気持ちになります。オリジナリティのあるアレンジメントはもちろん、充実したギフトサービスの一つ一つにデザインを感じました。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/flowerkitchen/
枕と眠りのおやすみショップ
コンシェルジュ的なスタッフ顔出しによる安心感がサイト全体から伝わってくるデザインです。テキストや図にすると説明が難しいような睡眠に関するコンテンツを漫画で伝えているところも分かりやすいと感じました。
https://www.rakuten.co.jp/oyasumi/
ビームテック
電球という専門性の高いカテゴリを扱うショップなので、素人では検索で見つけにくい商品を動画で違いやオススメを紹介しています。サイト全体のデザインはいわゆるパーツ屋さんといった見え方ですが、動画への導線、動画からの商品ページへの導線などの設計のデザインが素晴らしいと感じました。
https://www.rakuten.co.jp/beamtec/
イーザッカマニアストアーズ
動画生配信やroomコラボ、ユニークな特集などでトレンドをいち早く取り入れてサイトに実装しながらファンを魅了する楽天を代表するお店です。スタッフによるコーデ、ユニークな特集、雑誌のような編集力、どれをとってもすばらしいデザインだと思います。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/e-zakkamania/
ママとベビーのためのココデシカ
ほっこりする写真とかわいい手書きのイラストアイコン、文字のチョイスから、やわらかい印象を感じるデザインになっています。はじめてのベビーライフでの不安を解消するための読みものや、レビューからの商品改善の「ピリッとからい意見から」というコンテンツからは、安心・信頼感を感じることができます。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/cocodesica/
「検索」より「探索」できるwebデザインを
今回ご紹介したお店はいずれも、欲しいものを買いに訪れるだけでなく、ウィンドウショッピングが楽しめるお店だと思っています。
欲しいものが決まっている場合は、検索をしてお得な条件のお店で購入するかもしれませんが、お店に滞在する中で、あれもこれも欲しいと思える、そんなお店作りを実践されていると感じました。またこのお店に訪れたい、ここで買いたい、と思える見せ方になっていると思います。
楽天市場というショッピングモールの中に並ぶお店に、脚をとめていただき、滞在時間を長くし、購入していただき、再訪していただく。
入り口から出口までの導線の設計、リピート・リテンション・ＬＴＶの設計、ブランディングも含め、最終的にwebデザインとして実装されています。
デザインされたお店ページは「検索」より「探索」できるお店として、お買い物を楽しいものにしてくれます。
巨大ショッピングモールでは真似できない、店舗だからできるwebデザインを、今回ご紹介したECサイトを参考に、トライしてみてください。
Lifeitでは、ECサイトのリニューアルサポートプランをご用意しております。
この記事を読んで、興味を持たれた方はぜひ、下記より一度お問合せください。
