EC店舗運営で役立つExcel関数の使い方
EC店舗の運営では、商品データや売上分析など、多くのデータ管理が必要です。そんなときに便利なExcel関数を使いこなすことで、効率的に作業を進めることができます。今回は、商品名更新に特に役立つ3つの関数「&(文字列結合)」「TEXTJOIN」「LENB」を紹介します。
&(文字列結合)
用途: 文字列を結合して1つのセルにまとめたいときに使用します。
例 | 商品名とサジェストワードを結合する |
---|---|
使用するデータ | 商品名: “Tシャツ”, サジェストワード: “メンズ” |
式 | =A1&B1 |
結果 | Tシャツメンズ |
ポイント:
- 「&」を使うと、複数のセルを簡単に結合できます。
- 値を結合するのみなので、テキストの間にスペースや区切り文字は追加されません。
TEXTJOIN
用途: 区切り文字を指定して、複数のセルを簡単に結合します。
例 | 商品名と複数のサジェストワードを結合する |
---|---|
使用するデータ | “Tシャツ”, “メンズ”, “大きいサイズ” |
式 | =TEXTJOIN(” “,TRUE,A2:C2) |
結果 | Tシャツ メンズ 大きいサイズ |
ポイント:
- 区切り文字を指定できるため、カンマやスペースで区切った結合が可能。
- TRUEを指定すると空白セルを無視します。
LENB
用途: 文字列のバイト数を計算します。全角文字や半角文字が混在するデータの長さを調べるのに便利です。
例 | 商品名のバイト数を計算 |
---|---|
使用するデータ | 商品名: “スマホケース” |
式 | =LENB(D2) |
結果 | 14 |
ポイント:
- 全角文字は2バイト、半角文字は1バイトとして計算します。
- 商品名や説明文の長さ制限を確認する際に役立ちます。
- ※参考
- 楽天商品名:255Byte以内 Yahoo!商品名:150Byte以内
おわりに
Excelの関数を活用することで、EC店舗の運営が効率化され、作業ミスを減らすことができます。特に今回紹介した「&」「TEXTJOIN」「LENB」は、商品名の作成に非常に便利です。ぜひ日々の業務で活用してみてください!
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