ROAS(広告の費用対効果)を改善するために、まず最初にやるべきことは、RPP広告で売れない商品を広告から外すことです。特に、ROAS(合計720時間)が低い商品は、広告を続けても効果が出にくいため、除外商品として設定して広告を表示させないようにしましょう。
以下のような商品は、RPP広告から外すことをおすすめします。
オプション商品
例えば、保証延長やラッピングサービスなどのオプション商品は、メインの商品と一緒に購入されることが多いです。このような商品に広告費をかけるのは、ROASの観点から見るとあまり効果的ではありません。
すでに上位表示されている商品
特定の検索キーワードで、自然に検索結果の上位に表示されている商品には、追加で広告を出す必要がありません。すでに十分なアクセスが見込めるため、広告費を節約するために除外しておきましょう。
転換率が低い商品
クリック数が多くても、実際の売上に結びつかない商品は、転換率が低いといえます。こうした商品に広告費を使い続けると、ROASが大幅に悪化する可能性が高いです。売上に結びつかない商品は、除外リストに追加して、無駄な広告費を減らしましょう。
終売間近の商品
在庫が少なく、販売終了が近い商品も広告を出す意味が少ないです。在庫が少ない商品に広告費をかけると、在庫切れのリスクが高まり、購入できなかったお客さまの不満を招くことにもなりかねません。
まとめ
これらのポイントを参考にして、ROASを改善するための第一歩として、無駄な広告費を削減し、効果的な商品に予算を集中させることが大切です。データをもとにして、除外商品を適切に設定することで、より効率的な広告運用ができるようになります。
除外した商品に関しては、どうして売れないのかを考え、CVR(コンバージョン率)を高める対策を行うことが大切です。たとえば、商品ページの改善や価格の見直し、プロモーション(クーポンやポイント)の工夫をしてから、再度広告を出すかどうかを判断することで、より効果的な運用が期待できます。
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